#9クライミングの初心者の子供を2年で上達させた方法(全国トップレベル)ボルダリング・リード練習

  • クライミングはじめたお子様がなかなか上達しなくてなやんでいる人にお勧めです。
  • そもそも、練習の仕方がわからない!
    簡単に登ってる人が謎すぎる。スパイダーマンなのか?と思っている人いませんか?
  • なぜ、なかなか上達しないのか原因を理解して、上達するポイントを伝えていきます。
  • この記事は4年生でクライミング(ボルタリング)をはじめた娘が2年間で全国トップクラスの結果を出すようになった実経験を入れながら解説していきます。

 スポーツクライミングとは 

2020年東京オリンピックの正式種目で注目を集める「スポーツクライミング」です。
競技人口は約4000万人といわれ、お子様からご年配の方まで平等に楽しめるスポーツです。
多分、はじめてジムに行くと年齢関係なくすいすい登っている姿にびっくりすることでしょう。
今回は現在小学6年生のわが子がどのようにクライミング(ボルダリング)にのめりこんでいったかを共有していきます。

 性別や年齢に関係なく誰でも楽しめる。

一般的なスポーツで若い成人と全力で一緒に出来るスポーツは少ないと思います。
クライミングでは小学年の低学年でも、ご年配の方も続けていれば同じレベルどころか
追い抜かしてしまうことがおきます。子供が大人に教えるということも普通にあります。
私も全然登れず、子供に教えてもらってようやく登れるなんて普通です。
最近では4年生の女の子に先生といって教えてもらっていました。


サッカー、野球、バスケなどは体格の影響差が大きいですが、クライミングは体格より、欠点がないバランス型の方が上手だったりします。
つまり、記憶・イメージ・リーチ・体重・筋力・心がどれも、バランスよく必要です。
どれかが飛びぬけていても、どうにかなるようなスポーツとは異なります。
よく握力すごいんでしょ?と娘は聞かれますが普通ですね。

 道具は着替えだけではじめられる。 

始めやすさとしてはバツグンにいいですね。
運動しやすい恰好があればジムに行けば必要な道具は借りることができます。
借りる道具は以下だけです。うちの娘はお友達ができて浅草のシューズをゆずってもらったので、レンタルせずにできて幸運でした。

  • クライミングシューズ
  • チョーク
  • チョークバック


 体力や筋力だけではなく、作戦や技術が必要とされる 

1.でも書きましたが、なにせバランスが大事です。
娘と相撲、握力、100m走、幅飛び、算数、リーチ、身長、ゲームしてもまあ負けませんが、クライミングでは1㎜も勝てる気がしません。
娘が言うには持ち方や、足の置き方があるそうです。
へたくその自分はすぐ力でいっていますので、すぐ腕がパンパンになってしまいます。
なんか足で登るそうなんですが、それが難しいです。
あとは、登るホールドを忘れてしまい、途中で迷子になってしまいます。
娘はなぜ見失うのかわからないそうです・・・・。
親に勝てるってのも楽しいみたいですね。あといろんな人に教えたり教えられるのが面白いそうです。
というわけで、老若男女関わらずバランスの良い方にお勧めですね。

 たくさんの成功体験を味わえる 

みなさんはゲーム以外で一日で何回成功しますか?
ゲームでは強敵を倒したり、お金持ちになったり、最強に強くなったり、現実では起きえないことも体験できると思います。ただゲームをやめたり、クリアしたらどうなりますか?

クライミングはジムに行けば、1~30回ほどの成功体験をします。
自分の頭で、手で足で身体でゴールをつかむという成功体験をするのです。
知らない人が応援してくれたり、応援したりすることもします。
翌日は筋肉痛になるかもしれませんが、身体が強化されたりストレスが解消されたり、頭が良くなります。私もへたくそですが、出来なかったゴールが苦労してとれた時の喜びはひとしおです。

最近、葬送のフリーレンを見て思ったのですが、短い人生を振り返った時に感動するのはどっちでしょうか?・・・知らない人はスイマセン。
たくさん自分の身体で失敗して成功することはとても素晴らしいですよ。

たくさんの成 功体験を味わえる

 自分自身との戦いであり、自己成長につながる 

大切なのはここです。人と比べるのではなく自分の成長に幸せを感じることです。
一回まえのトライより一手進んだ。
初めて登れるグレードがあがった。
今まで登れなかった壁の課題が登れた。
新しい友達ができて、新しい動きを教わった。
小さな積み重ねが、自己成長につながります。

大事なの最後にもう一度書きますが、人と比較せず自分の成長を楽しみましょう。

#8クライミングの初心者の子供を2年で上達させた方法(全国トップレベル)ボルダリング・リード練習

ねこ クライミング
  • クライミングはじめたお子様がなかなか上達しなくてなやんでいる人にお勧めです。
  • そもそも、練習の仕方がわからない!
    簡単に登ってる人が謎すぎる。スパイダーマンなのか?と思っている人いませんか?
  • なぜ、なかなか上達しないのか原因を理解して、上達するポイントを伝えていきます。
  • この記事は4年生でクライミング(ボルタリング)をはじめた娘が2年間で全国トップクラスの結果を出すようになった実経験を入れながら解説していきます。

 はじめに 

初めてのボルダリングコンペで途中退場した子供がトップレベルの小学生クライマーになった経験から
クライミングの初心者が上達するためのコツを共有していきます。
なぜみんな簡単に登れるのに自分は登れないか不思議ですよね。
理由は型を知らないからです。
その型のことをクライミングではムーブといいます。
今回は一番基本となる部分を共有していきます。
初めに結論をいうと上手なムーブが多い人が最強クライマーです。

 クライミングを例えると 

クライミングはスタートからゴールまで少ない回数で登るスポーツです。
大切なのは決まったポイントしか通れないルールがあります。

これを例えると自転車(車など)での通学(通勤)みたいなもんです。
???と思った人がいると思いますが最後まで読むとわかってくると思います。

①スタート→   家
②ゴール→    目的地
③ルート→    通学路
④落下→     事故
⑤ムーブ(動き)→運転技術
⑥身体→     車、自転車の性能

というわけで誰でもやっていることです。
毎日、通学(通勤)で事故ばっかりの人はいませんよね。
じゃあクライミング上達しない人はなぜかと言うと普段の通学と同じように行動しないからです。
つまり、基本のコツがわかっていないからです。

 クライミング・ボルダー・ボルダリングの上手くなるコツ 

  1. オブザベ(観察)
  2. 基本の姿勢
  3. 身体の強化
リードクライミング

 オブザベ 

オブザベーション(Observation)=観察=地図だと思ってください。
車だと事前に地図をおぼえなくてもナビを設定すれば、目的地(ゴール)までのルートに
導いてくれます。昔は地図をおぼえたり、もっていって何度も確認してました。

それでは車を運転しながら地図を見るとどうなりますか?
事故りますよね。だからみんなやらないですよね。

これをクライミングに置き換えると、登っている途中に地図をみているようなもんです。
当然疲れますし、落ちやすいですよね。

ではどうするか、事前にルート(地図)をおぼえればいいんです。
または何度もチャレンジして道をおぼえるしかないですね。
それで落ちる確率は格段に減ります。頭を使うスポーツですね。

ちなみに大人より子供の方がおぼえるの得意でスイスイ上達しやすいです。

あたりまえですが、クライミングで登っているときは全体のルートがわかりません。
だから一回目のトライで登れるのは本当にすごいことなんです。記憶力がいいですね。

ちなみに毎回ホールドの位置を教えてもらいながら登っていると
いつまでたっても、なかなか一回目のトライで登れるようにならないです。
ナビ設定してると道をおぼえるようにならないのと同じです。


 基本の姿勢 

次に姿勢ですがこれは自転車で例えてみましょう。
両手でハンドルもって、ペダルに両足をおいてバランスをとってこぎますよね。
なんでバランスとるのかというとコケるからですよね。

じゃあどうやってバランスとれるのかといと説明が難しいですよね。
あえていうなら身体がおぼえてるといのが一般的です。
どうやって走って、曲がって、止まって、坂道登って、手放ししますか?
一つずつ操作をおぼえてバランスとってやりますが正解だと思います。

クライミングも同じで両手でホールドもって、両足でホールドにのってバランスとります。
4か所で身体をささえれば、スタートに乗れますね。これを4点支持といいます。
ホールドを掴んでいる時は腕を伸ばして腰を落とすことが基本の姿勢です。
一番の省エネです。

一歩前進するためにはバランスをとりながら1点外して
一点進めればいいだけです。これを3点支持のムーブですね。
これを繰り返してゴールに向かいます。

このバランスをとるときに一番楽な体の位置を想像できるのが大事です。
ここではクライミングはまずはバランスをとって足で登ることができれば
一気に上達できると思います。手の力で登っているとなかなか上達に
時間がかかってしますので気を付けましょう。
順序は基本的に「足」→「手」です。

一番初めはどんな姿勢が一番楽ちんかを1ホールドずつつなげて
最後に一気につなげるといいと思います。(バラし練習)

ここでも次のホールドを教えてもらうのではなく、どこが楽かをさがしましょう。

 身体の強化 

車や自転車は買ってから、たくさん走ったからと言ってどんどん性能があがることは
ありません。装備を買いかえれば別ですが・・・。

しかし身体は正しい運動→栄養→睡眠をとることで必ずレベルアップするようにできています。
とっても面白いですね。

運動はクライミングをしていればほぼ完ぺきな全身運動です。
次は栄養と睡眠は出来るだけ最高の状態を維持することで信じられないほど
強くなるので継続してみましょう。

#7クライミングの初心者の子供を2年で上達させた方法(全国トップレベル)ボルダリング・リード練習

ねこ クライミング
  • クライミングはじめたお子様がなかなか上達しなくてなやんでいる人にお勧めです。
  • そもそも、練習の仕方がわからない!
    簡単に登ってる人が謎すぎる。スパイダーマンなのか?と思っている人いませんか?
  • なぜ、なかなか上達しないのか原因を理解して、上達するポイントを伝えていきます。
  • この記事は4年生でクライミング(ボルタリング)をはじめた娘が2年間で全国トップクラスの結果を出すようになった実経験を入れながら解説していきます。

#6で紹介した通り、はじめてのボルダリングコンペで途中退場してしまいました。
その後の具体的な練習方法について今回は紹介します。

 強い決意 

失敗したあとに大切なのは繰り返さないことです。
なので振り返り共通の目標をたてました。
やりすぎかと思うかもしれませんが、このまま逃げてしまうことが最も危険だと考えたのです。

  1. 次のコンペで1完登する
  2. 周りから学ぶ→知識と技と自信をつける
  3. 記録をつける→よかった事、次の目標をたてる
  4. クライミングポイントつける→
    新しいことが出来たらポイントをつけてポイントでクライミングを続ける→
    クライミングポイント=円 これでクライミングを続ける→
    ポイントが無くなると→クライミングはやめる
クライミングポイント新しく登れた課題
50P6級
100P5級
200P4級
400P3級

 本人に任せる  

ここが一番大切なのですが親が命令しても、素晴らしい先生がいても
最高のジムにいっても、やるのは本人です。

やる気を出すのも、実際やるのも本人です。

負けて悔しいのも、勝ってうれしいのも本人です。

干渉はやめて、やる気があるなら全力で応援しましょう。

負けそうになったら全力ではげましましょう。

話を全力で聞いてあげて同意してあげましょう。

人は心です。一人ではとても弱いので最強の心の支えになることが親の役目だと思っています。

 次のコンペに向けて 

今回のポイントはクライミングポイントと本人に任せることです。

以前にも展開した通り、毎日の仕事や食事に細かく指摘されたらやる気なくなりませんか?

がんばっているのに、いつもそれ以上を期待されるとプレッシャーが、かかりませんか?

子供も同じ人間です。気を付けましょう。

最近、日本トップクラスの講師によい体調管理を教わりました。

そして、言われたのがやってもやらなくてもいいとのことでした。

私は本当にびっくりしたのですが、やれば確実に結果が出るとのことですが

強くなる気がない人はやらなくて良いということです。

逆にやる気がある人はたくさんいて、しっかり目標もって言われた以上のことをします。

トップクラスの指導者はやる気がない人に時間を割いてる暇はありません。

教わりたいと思っている人はたくさんいます。本人の気持ちが大切です。

最後になりますが大切なのは、やる人の気持ちで我々は最高のサポーターになりましょう。

それではまた次回よろしくお願いします。

#6クライミングの初心者の子供を2年で上達させた方法(全国トップレベル)ボルダリング・リード練習

  • クライミングはじめたお子様がなかなか上達しなくてなやんでいる人にお勧めです。
  • そもそも、練習の仕方がわからない!
    簡単に登ってる人が謎すぎる。スパイダーマンなのか?と思っている人いませんか?
  • なぜ、なかなか上達しないのか原因を理解して、上達するポイントを伝えていきます。
  • この記事は4年生でクライミング(ボルタリング)をはじめた娘が2年間で全国トップクラスの結果を出すようになった実経験を入れながら解説していきます。

今回ははじめてのボルダリングコンペでゼロ完登だったときの話を紹介します。
これがあったからこそ2年後の今のコンペに出ても上位がとれるきっかけになったと思います。

 知識なし 

クライミングをはじめて2か月、少しずつ登れる課題が増えてきたある日
初心者のコンペ?というのを進められました。
あまり深く考えずそういう時期なのかなと思い参加することを決めました。

しかし、ここでいろいろ知っていなくてはいけない言葉があったのです。
以下を知らなかったため、本番では親子そろって心も頭も混乱しました。
説明が全く分からなかったのです。

  1. ゾーン(ZONE)→ポイントがもらえます。無いコンペもあります。
  2. トップ(TOP)→完登
  3. コンペ((competition) → 競争 、 競技 、 競技会
  4. レッドポイント(RP)→今まで登れた最高グレード
  5. オンサイトグレード→だいたい3回以内に登れるグレード
  6. グレード→一級、二級・・・級のこと
  7. フラッシュ(一撃完登)
  8. 4点スタート→手と足の位置が決まってスタート
  9. ラインセット→スタートからゴールまでのホールドの色が同じ課題
  10. テープ課題→ホールドの色はバラバラでテープで課題が決められている
  11. アテンプト→一つの課題に対してトライした回数
  12. セッション→スタートと同時に参加者全員で課題を登る(並び方が大切)
  13. ベルコン→一人ずつ1課題ごとにトライをする
  14. セッター→課題を作った人
  15. ブザービートあり→終了合図が鳴った時登っていたら落ちるか登るまでトライできる。
  16. ラストトライ→終了合図が鳴った後、登れてない課題を1回だけトライできる。

 準備なし 

  • コンペを見たことなし。
  • 睡眠不足・・・前日に父のバスケに夜遅くまでついてきました。
  • 朝起きられずご飯を食べられませんでした。
  • 移動に3時間
  • はじめてのジムだった。

以上のように全くの準備不足というか最悪の状態でした。
普通こんなコンディションなら休むべきレベルです。
親のサポートが最低ですね・・・・本当にごめんなさい。

 勘違い 

そもそもコンペに出たのは、ホームジムで成長が早いと勘違いしていたからです。

そのままコンペは始まり、1トライ目→テープ課題の貼り方がわからず審判から注意を受けました。

涙を流してもうわからないと戻ってきました。

4年生の娘より小さい子がどんどん登っていきます。

参加費を払い遠くまできた親としてはこのまま終わるのは本人のためにも良くないと思い

もう一度説得してもう一度トライさせました。今思えば最低の親でした。スイマセン

結局わけもわからず、再トライしましたが、やはり同じ結果でした。

その後、娘は会場の隅に行きしくしく泣いていました。

これは可哀そうなことをしたと気づき、審判長に話をして途中棄権しました。

その時何よりもありがたかったのは審判長が丁寧に娘に寄り添ってくれたことです。

あとホームジムのオーナーさんにもTELで相談しいろいろアドバイスを受けたことです。

 誓い 

このあと、まだ大会の途中でしたがお友達の親御さんにあいさつをして車で帰りました。

帰りはもろもろの失敗について、親の責任が多いと痛感し娘に謝りました。

その後、クライミングとは何か?コンペは何か?アスリートとはなにか?

栄養学とは何か?4年生で必要な運動とは?メンタルケアとは?

睡眠とは?休憩とは?ケアとは? お詫びを兼ねてすぐにできることはやりはじめたのです。

次のコンペに出る誓いを家族でたてました。

#5クライミングの初心者の子供を2年で上達させた方法(全国トップレベル)ボルダリング・リード練習

ねこ クライミング
  • クライミングはじめたお子様がなかなか上達しなくてなやんでいる人にお勧めです。
  • そもそも、練習の仕方がわからない!
    簡単に登ってる人が謎すぎる。スパイダーマンなのか?と思っている人いませんか?
  • なぜ、なかなか上達しないのか原因を理解して、上達するポイントを伝えていきます。
  • この記事は4年生でクライミング(ボルタリング)をはじめた娘が2年間で全国トップクラスの結果を出すようになった実経験を入れながら解説していきます。

 背景 

こんにちは!初めての大会で最下位から2年で全国トップクラスになった方法を紹介していきます。
今回は必要な親の知識です。実はここが本当に大切です。一人では絶対強くなれません。
子供がのびのび運動してキッズアスリートになれるように自然に接していきましょう。

 ゴールデンエイジを理解する 

  1. プレゴールデンエイジ: 3歳~8歳:急速に神経系が発達する運動能力の向上
  2. ゴールデンエイジ:   9歳~12歳:1.より向上
  3. ポストゴールデンエイジ:13歳~15歳:筋骨格の成長が大きく向上

上記の時期に子供は急激に成長します。逆にこの時期にしっかり運動・遊びをしていないとトップアスリートになるのは難しいです。
この魔法の時間は神様が与えてくえた奇跡の時間です。
運動神経は遺伝ではありません。大事なことなのでもう一度、運動神経は遺伝ではなくゴールデンエイジでなにをしたかの方が大切です。

ゴールデンエイジの時期は子供って疲れを知らなくて不思議って思いませんか?
ちゃんと理由があります。トップアスリートと同じぐらい回復力があるのです。

つまり、運動もたくさんできますし、やった分だけ運動神経が成長します。
ただ気を付けて欲しいのは、筋トレ(むしろやらない方が良い)よりも
好きなことを沢山することが大切です。

結局なにが一番いいかというとひたすら楽しく好きなことをなんでもやれる環境を
整えることです。ちなみにうちの子はクライミングをやりたいといったとき
様子を見ずにすぐにクライミングジムの半年フリーパスを買いました。
そして毎日のようにジムに行きました。

 栄養学を理解する。

  1. アスリートは成長+基礎代謝+活動エネルギーがつねに必要になります。
  2. たんぱく質をとる:肉類・魚・卵・大豆・乳製品
  3. カルシウムをより多く必要:牛乳・魚・肉
  4. 水分補給
  5. 栄養バランス:主食・主菜・副菜・乳製品・果物をそろえたメニュー
  6. 間食を入れる(運動直後はすぐ)
  7. 朝食を食べる

当たり前ですが、人間の身体は食事でできています。
つまりいくら良い練習をしたとしても良い身体を作るのは絶対食事です。
食事に手を抜いて身体が強くなることはありえません。

クライミングは非常に負荷が高いスポーツです。
栄養が不足すると、成長に影響します。
キッズクライマーと食べているものと体格をみると理解できると思います。

運動量に応じて適切な栄養をあげてください。
カップラーメンや菓子パン、ジュース(特に糖質ゼロ)は気を付けた方が良いです。

 睡眠を理解する  

  1. 毎朝7時に起きるとすると、夜9時に寝て10時間眠る。
  2. 子どもの疲れが取れない日は休む
  3. 身体の成長+回復+強化は寝ているときだけ発生します。(無理な練習は故障します。)

意外に思われるかもしれませんが、練習中は身体はレベルアップしません。
練習中にレベルアップするのは技術(コツ、技)です。
身体と同時にレベルアップすることはありません。

ゲームで勘違いしてる人が多いですが、敵を倒した瞬間にレベルアップすることは100%無いです。
身体や脳が成長するのは適切な練習と栄養と睡眠をとったときのみです。

ひとつでも欠けると成長+回復+強化しないどころか、身体は弱くなっていきます。
疲れたという言葉を無視して練習を強要するのは間違っているのでいつも健康な状態になるように誘導してあげましょう。

 子供をコンロールしない 

  1. 安全や迷惑をかける以外は絶対しなさいと言わない。
  2. 人と比較して見習えと言わない(比較するなら過去の自分)
  3. 弱音はしっかり聞いてあげる。
  4. 表情をよく見てあげる。

ここで大切なのは、お子様は一人の人間であることを認めることです。
常に意識していただきたいのが、例えばご飯の例だと
ご飯に対して以下のことがあったとき笑顔でいられるかということです。
・ご飯を毎回指定されてそれ通りじゃにと文句言われたらどう思いますか?
・毎日お隣やお友達の家とご飯を比べられるとどう思いますか?
・疲れてお惣菜をかってきたときに、お惣菜は手抜きだしっかりやれと言われたらどう思いますか?

お子様は自分と同じでいろいろ考えて行動していることを理解してください。
逆にご飯おいしね。いつも頑張ってくれてありがとうと喜ばれたら次もがんばろうと思いませんか?

結局はほめて伸ばす方が上手になるのも早いですしやる気がでます。
私が見る限りでは、うまい子は落ちてもよく笑うし、親御さんもよくほめてるように思います

自分のお子様が笑顔でやる気まんまんになるように寄り添っていきましょう。

#4クライミングの初心者の娘を2年で上達させた方法(全国トップレベル)ボルダリング・リード練習

ねこ クライミング
  • クライミングはじめたお子様がなかなか上達しなくてなやんでいる人にお勧めです。
  • そもそも、練習の仕方がわからない!
    簡単に登ってる人が謎すぎる。スパイダーマンなのか?と思っている人いませんか?
  • なぜ、なかなか上達しないのか原因を理解して、上達するポイントを伝えていきます。
  • この記事は4年生でクライミング(ボルタリング)をはじめた娘が2年間で全国トップクラスの結果を出すようになった実経験を入れながら解説していきます。

 思い出 

今回も初めての大会で最下位だった子供が2年間でどうやって全国トップレベルに
なったかを書いていきます。序章としてクライミング(ボルダリング)をやることになったきっかけを振り返ります。

 学校から配られたチラシ 

コロナに入りむすめちゃんの習い事の歌やダンスが出来なくなったある日・・・

このチラシをみて、わたしはこれがやりたい。

ほう、クライミングだね。なんでやりたいの?

公園でやったことがあって楽しかったからwww

なるほど、ほんなら公園でやればいいやん?(ただだし( ・ω・)・・・)

公園のは簡単だし全部できるもん。
チラシをよく見て?これは県のすごい人に教えてもらえるんだよ。上手になりたい。

本当だ。でも選考会があるやん。
体力テストでいい成績じゃないとうからんみたいだけど?

私やってみたい!

・・・よっしゃわかった。ほんなら一緒に練習してみよう!

この日から練習の日々がはじまりました。

 夢に向かって 

まずは選考会の試験内容をチェック!

  1. 50m走
  2. 立ち幅跳び
  3. シャトルラン
  4. 反復横跳び
  5. 閉眼片足立ち
  6. 選考会までは3か月・・・。

次に年代の全国平均の記録を調べました。

逆算して3か月以内に選考会種目で記録が全国平均以上になるために、本番を想定した練習用の
練習シートを作成して練習する内容をきめました。

全国平均3月1日3月2日
50m走9.6秒
立ち幅跳び146.1m
シャトルラン50回
反復横跳び39.5
閉眼片足立ち22秒

本番を想定して5回/週は練習しました。
シャトルランや閉眼片足立ちは運動神経と別なコツが結構あるので
序盤は一気に記録が伸びました。伸びたらむちゃむちゃほめましょう。
あとは恒例の良い栄養と良い睡眠ですね。コツコツ続けることで平均以上の記録がでました。

 選考会 

いよいよ選考会当日です。最後の練習では全ての項目で全国平均を上回ってチャレンジすることになりました。

うーん・・ドキドキするね。

大丈夫やってくる。

おっおう、がんばって・・・

・・・結果、練習通りの力を出せて合格したのです。クライミング人生がはじまりました。

  まとめ  

今回のポイントは以下になると思います。

①子供が自発的にやろうとしたこと
②やりたい理由とやる気がしっかりしていたこと
③明確な練習の目標をたてて、達成してから自信をもって本番にいどんだこと

親としてはやる気に共感し、よりそっただけになります。それではまた次回。

#3クライミングの初心者の子供を2年で上達させた方法(全国トップレベル)ボルダリング・リード練習

ねこ クライミング
  • クライミングはじめたお子様がなかなか上達しなくてなやんでいる人にお勧めです。
  • そもそも、練習の仕方がわからない!
    簡単に登ってる人が謎すぎる。スパイダーマンなのか?と思っている人いませんか?
  • なぜ、なかなか上達しないのか原因を理解して、上達するポイントを伝えていきます。
  • この記事は4年生でクライミング(ボルタリング)をはじめた娘が2年間で全国トップクラスの結果を出すようになった実経験を入れながら解説していきます。

 初めてのコンペの出方 

  • おすすめコンペ
  • コンペに出るまでに覚えたい言葉
  • 準備する道具
  • エントリーの仕方

 おすすめコンペ 

  1. ファンクラス・または初心者限定をおすすめします。
  2. 上記がない場合はたくさん表彰してくれるコンペ(小学生・グレード別・ランク別など)がやる気が出ます。全国で行われているのぼコンはお勧め
  3. 経験が目的なので参加費が5000円以下が良いと思います。

 コンペに出るまでに覚えたい言葉 

  1. ゾーン(ZONE)→完登の半分のポイントがもらえます。無いコンペもあります。
  2. トップ(TOP)→完登
  3. コンペ((competition) → 競争 、 競技 、 競技会
  4. レッドポイント(RP)→今まで登れた最高グレード
  5. オンサイトグレード→だいたい3回以内に登れるグレード
  6. グレード→一級、二級・・・級のこと
  7. フラッシュ(一撃完登)
  8. 4点スタート→手と足の位置が決まってスタート
  9. ラインセット→スタートからゴールまでのホールドの色が同じ課題
  10. テープ課題→ホールドの色はバラバラでテープで課題が決められている
  11. アテンプト→一つの課題に対してトライした回数
  12. セッション方式→スタートと同時に参加者全員で課題を登る(並び方が大切)
  13. ベルコン方式→一人ずつ1課題ごとにトライをする
  14. セッター→課題を作った人
  15. ブザービートあり→終了合図が鳴った時登っていたら落ちるか登るまでトライできる。
  16. ラストトライ→終了合図が鳴った後、登れてない課題を1回だけトライできる。

※覚えていると説明がすんなり入るので何言ってるかわからないという混乱は避けやすいです。

 準備する道具 

  1. シューズ
  2. チョークバッグ
  3. 水筒
  4. 栄養補給アイテム
  5. マッサージ器
  6. 液体チョーク
  7. テーピング
  8. 疲労軽減アイテム(ネックレスなど)
  9. おまけ:消臭くつした

正直1~4があれば参加はできますが、ステップアップの時に追加してみてください。



 エントリーの仕方 

  1. インスタから情報入手できます。
  2. ジムの知り合いに聞きましょう。
  3. インターネットでのエントリーがほとんどです。
  4. 記入すること、名前、身長、登れるグレード、保護者情報がほとんどです。
  5. 入金は忘れやすいので注意しましょう。

 まとめ 

最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はコンペの入り口でしたがまた近々にでも具体的なコンペ当日の対応をアップ予定です。

#2クライミングの初心者の子供を2年で上達させた方法(全国トップレベル)ボルダリング・リード練習

ねこ クライミング
  • クライミングはじめたお子様がなかなか上達しなくてなやんでいる人にお勧めです。
  • そもそも、練習の仕方がわからない!
    簡単に登ってる人が謎すぎる。スパイダーマンなのか?と思っている人いませんか?
  • なぜ、なかなか上達しないのか原因を理解して、上達するポイントを伝えていきます。
  • この記事は4年生でクライミング(ボルタリング)をはじめた娘が2年間で全国トップクラスの結果を出すようになった実経験を入れながら解説していきます。

 良いジム選び 

  • まぶし壁がある→身体のサイズがあった課題ができます。
    (まぶし壁:たくさんのホールドが壁一面についています。)
  • お子様を預かってくれる→教えてくれたり、仲良くしてくれる仲間が増えます。
  • 壁の傾斜が多い→バランスよく成長します。
  • セッターさんが優しく強い→クライミングが好きになります。
  • ジムの子供が強い→大会の実績を確認しましょう。:一緒にいるだけで意識があがります。
クライミングまぶし

 良いアップ 

  • ストレッチ・ラジオ体操はいつでも万能です。
  • 確実に簡単に登れる壁をゆっくりのぼって、ゆっくりおりて身体をのばしあたためます。
  • 私生活でも体幹の強化できるよう普段から気を付けましょう。
  • マッサージ機もおすすめです。

 親の心得 

  • 一手進んだり、新しいチャレンジをしたときはほめましょう。(割合 5:1 ほめる:しかる)
  • 見てと言われたら必ず最優先でみましょう。(スマホはNG)
  • 過去のご自分のお子様と比べましょう。(他人とは絶対に比べてはいけません。)
  • 登らないときは理由を聞きましょう。
  • イライラして怒らないようにしましょう。
  • 準備と片付けは自分でやらせましょう。
  • 飲み物と栄養は簡単にとれるようにいつももたせましょう。
  • 一番大切なのはコミュニケーションです。ここを失敗すると成長が遅くなったりやめたりします。

 良い実力把握 

  1. 以下のような表を作りましょう。
  2. スタートと同時に登りはじめます。時間を測ります。
  3. 一本登る毎にグレード別に①完登数に正チェックしましょう。(完登するまで何度でもTRYはOK)
  4. 30分間たったらTRY終了です。
  5. お子さんに表を渡して①×②の掛け算をしてください。(算数の勉強もしましょう。)
  6. そのあとは自由に練習してください。
  7. 帰る前にもう一度、表を使って30分計測します。前回の点数を上回ればレベルアップです。
  8. この表はほめるためのツールです。点数が増えたり、難しい課題が新しく出来たらほめましょう。

※大事なのは何度も同じ課題を登り、完璧な動き(ムーブ)を身に着けることです。
 我が子はこれを続けて一気に成長しました。

グレード①完登数(正で書く)②点数①×②点数前回点数
8Q
7Q
6Q
5Q
4Q

 良いケア 

  1. クライミングは非常に強度の高い運動なので以下を守りましょう。
  2. 栄養を練習後しっかりとる。
  3. よく手を洗って指には傷薬をぬりましょう。※メモA:お勧め
  4. ストレッチをしてからだをほぐし、ゆっくりお風呂にはいりましょう。
  5. しっかり休める睡眠グッズで夜9時には寝ましょう。
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 最後に 

いかがでしたか?大切なのは基本の練習→栄養→休憩をいかにしっかり続けるかです。
続けるためには「あーしろ」「こーしろ」の命令はNGです。
自分に置き換えて考えてください、仕事や家事のダメ出しを言われ続けたらいやですよね?
逆に褒められたら次もがんばろうと思いませんか?
なのでその場その時間を大切に使えるように楽しく続けていきましょう。それではまた次回。

リード

#1クライミングの初心者の子供を2年で上達させた方法(全国トップレベル)ボルダリング・リード練習

ねこ クライミング
  • クライミングはじめたお子様がなかなか上達しなくてなやんでいる人にお勧めです。
  • そもそも、練習の仕方がわからない!
    簡単に登ってる人が謎すぎる。スパイダーマンなのか?と思っている人いませんか?
  • なぜ、なかなか上達しないのか原因を理解して、上達するポイントを伝えていきます。
  • この記事は4年生でクライミング(ボルタリング)をはじめた娘が2年間で全国トップクラスの結果を出すようになった実経験を入れながら解説していきます。

 最短で強くなるための4つのポイント 

いったいどんな魔法を使ったか気になると思いますがやったのは、基本的なことです。

この4つのポイントをどうやってやったかの詳細は下段で説明していきます。

良い練習 

良い栄養

良い睡眠

良いこころ

 良い練習 

①実力の把握:30分で登れる限界を確認します。時間内に登れた課題数をチェックします。

②登れなかった課題を打ち込んで練習します。

③15分程休憩します。マッサージ機を使うと回復が早くなります。


④帰る間際にもう一度①をします。

⑤最後に①と④の結果を比べて少しでも登れる課題が増えていたら成長です。

 もし④の結果が①より登れてない課題はその子の弱点になります。次回しっかり練習しましょう。

⑥別日に同じ①実力の把握をしたときに新しく1課題でも登れたら成長です。これを繰り返します。

 良い栄養 

練習の直後は必ずすぐに食事とは別に栄養になるものを与えてください。

クライミングは全身運動で身体も頭も一気に疲労するので

ここでしっかり栄養を入れないと身体は弱くなったり、成長に影響がでてしまうかもしれません。

我が子は必ず栄養を入れていたため、身長も平均以上もあり、手のリーチは身長より長いです。

(尚、私は平均男性より身長低いです。)

 良い睡眠 

身体の回復と成長は寝ているときにおきます。

なので夜9時には寝ることを強くお勧めします。

9時間以上睡眠をとれば確実に身体は強くなっていきます。

登っているときは技は身につきますが、身体は寝ないと強くならないです。

また疲れが残ると成長にも影響が出る可能性があるので、全力で眠れる環境が必要です。

 良いこころ 

ありがちなのですが、疲れたりした時にちゃんと休ませてあげてください。

人と比べないでください。

少しでも成長したら全力でほめてあげてください。

大人もですが、みんな「あーしろ」「こーしろ」命令されたら気持ちよくないですよね。

いつも子供が楽しくのびのび出来ているかを見守ってあげてください。

 最後に 

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回は私も初めてのブログということもあり、ざっくりとした内容になってしましました。

今後はさらに細かく練習用のシートやコンペ、リードなどもあげていきたいと思いますので

またお付き合いいただければ幸いです。目標:1回/週

リードクライミング