#5クライミングの初心者の子供を2年で上達させた方法(全国トップレベル)ボルダリング・リード練習

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ねこ クライミング
  • クライミングはじめたお子様がなかなか上達しなくてなやんでいる人にお勧めです。
  • そもそも、練習の仕方がわからない!
    簡単に登ってる人が謎すぎる。スパイダーマンなのか?と思っている人いませんか?
  • なぜ、なかなか上達しないのか原因を理解して、上達するポイントを伝えていきます。
  • この記事は4年生でクライミング(ボルタリング)をはじめた娘が2年間で全国トップクラスの結果を出すようになった実経験を入れながら解説していきます。

 背景 

こんにちは!初めての大会で最下位から2年で全国トップクラスになった方法を紹介していきます。
今回は必要な親の知識です。実はここが本当に大切です。一人では絶対強くなれません。
子供がのびのび運動してキッズアスリートになれるように自然に接していきましょう。

 ゴールデンエイジを理解する 

  1. プレゴールデンエイジ: 3歳~8歳:急速に神経系が発達する運動能力の向上
  2. ゴールデンエイジ:   9歳~12歳:1.より向上
  3. ポストゴールデンエイジ:13歳~15歳:筋骨格の成長が大きく向上

上記の時期に子供は急激に成長します。逆にこの時期にしっかり運動・遊びをしていないとトップアスリートになるのは難しいです。
この魔法の時間は神様が与えてくえた奇跡の時間です。
運動神経は遺伝ではありません。大事なことなのでもう一度、運動神経は遺伝ではなくゴールデンエイジでなにをしたかの方が大切です。

ゴールデンエイジの時期は子供って疲れを知らなくて不思議って思いませんか?
ちゃんと理由があります。トップアスリートと同じぐらい回復力があるのです。

つまり、運動もたくさんできますし、やった分だけ運動神経が成長します。
ただ気を付けて欲しいのは、筋トレ(むしろやらない方が良い)よりも
好きなことを沢山することが大切です。

結局なにが一番いいかというとひたすら楽しく好きなことをなんでもやれる環境を
整えることです。ちなみにうちの子はクライミングをやりたいといったとき
様子を見ずにすぐにクライミングジムの半年フリーパスを買いました。
そして毎日のようにジムに行きました。

 栄養学を理解する。

  1. アスリートは成長+基礎代謝+活動エネルギーがつねに必要になります。
  2. たんぱく質をとる:肉類・魚・卵・大豆・乳製品
  3. カルシウムをより多く必要:牛乳・魚・肉
  4. 水分補給
  5. 栄養バランス:主食・主菜・副菜・乳製品・果物をそろえたメニュー
  6. 間食を入れる(運動直後はすぐ)
  7. 朝食を食べる

当たり前ですが、人間の身体は食事でできています。
つまりいくら良い練習をしたとしても良い身体を作るのは絶対食事です。
食事に手を抜いて身体が強くなることはありえません。

クライミングは非常に負荷が高いスポーツです。
栄養が不足すると、成長に影響します。
キッズクライマーと食べているものと体格をみると理解できると思います。

運動量に応じて適切な栄養をあげてください。
カップラーメンや菓子パン、ジュース(特に糖質ゼロ)は気を付けた方が良いです。

 睡眠を理解する  

  1. 毎朝7時に起きるとすると、夜9時に寝て10時間眠る。
  2. 子どもの疲れが取れない日は休む
  3. 身体の成長+回復+強化は寝ているときだけ発生します。(無理な練習は故障します。)

意外に思われるかもしれませんが、練習中は身体はレベルアップしません。
練習中にレベルアップするのは技術(コツ、技)です。
身体と同時にレベルアップすることはありません。

ゲームで勘違いしてる人が多いですが、敵を倒した瞬間にレベルアップすることは100%無いです。
身体や脳が成長するのは適切な練習と栄養と睡眠をとったときのみです。

ひとつでも欠けると成長+回復+強化しないどころか、身体は弱くなっていきます。
疲れたという言葉を無視して練習を強要するのは間違っているのでいつも健康な状態になるように誘導してあげましょう。

 子供をコンロールしない 

  1. 安全や迷惑をかける以外は絶対しなさいと言わない。
  2. 人と比較して見習えと言わない(比較するなら過去の自分)
  3. 弱音はしっかり聞いてあげる。
  4. 表情をよく見てあげる。

ここで大切なのは、お子様は一人の人間であることを認めることです。
常に意識していただきたいのが、例えばご飯の例だと
ご飯に対して以下のことがあったとき笑顔でいられるかということです。
・ご飯を毎回指定されてそれ通りじゃにと文句言われたらどう思いますか?
・毎日お隣やお友達の家とご飯を比べられるとどう思いますか?
・疲れてお惣菜をかってきたときに、お惣菜は手抜きだしっかりやれと言われたらどう思いますか?

お子様は自分と同じでいろいろ考えて行動していることを理解してください。
逆にご飯おいしね。いつも頑張ってくれてありがとうと喜ばれたら次もがんばろうと思いませんか?

結局はほめて伸ばす方が上手になるのも早いですしやる気がでます。
私が見る限りでは、うまい子は落ちてもよく笑うし、親御さんもよくほめてるように思います

自分のお子様が笑顔でやる気まんまんになるように寄り添っていきましょう。

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