#18クライミングの初心者の子供を2年で上達させた方法(全国トップレベル)ボルダリング・リード練習

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こんにちは、クライミング素人のトシローです。

4年生の娘がクライミングをはじめて2年で全国大会に出場し、今では全国大会でもトップクラスの成績をとれる活躍をしています。
そんな娘の体験談を交えながら解説していきます。

ちなみに私は今もクライミングド素人です。

今回は本当にのぼるちゃん(娘)が大会であと一歩足りなくて入賞や決勝進出を逃したことを展開します。

のぼるちゃんも過去に悔しい思いをしたことがあるんだね。

大会(コンペ)はキンチョーするから、全力を出せずにあと少しの差で悔しい思いをすることもあるニャ

キンチョーかーそうだよね。少しの差というのはどんなことがあるの?

今回は少しの差で大会(コンペ)で力を出し切れなかったことを紹介するニャ

めちゃくちゃ練習をがんばっている。

ジムでは最強。

でもコンペではあと一歩で決勝にでれない!

入賞が出来ない人におすすめの記事です。

 コンペで力を出せない4つの理由 

大会で全力を出すって難しいの?

めちゃめちゃ難しいニャ

のぼるちゃんの上手くいかないときってどんな時?

理由は4つあるから参考にしてほしいニャ

のぼるちゃんがやらかして、大会(セッション方式)で悔しい思いをする4つの理由

  1. 並び方を間違える
  2. 出来る課題をやり残す
  3. 集中できなくなる
  4. 苦手を普段練習してない

詳細は以下で紹介していきます。

 並び方を間違える 

並び方なんて登る力があれば関係ないでしょ。

そんなこと無いニャ
普段の練習は空いとるところを選んで登れるニャ

空いているところをコンペでは選んでのぼれないの。

ある程度は選べるけど、課題によっていつまでも順番がこなかったりするニャ
と思ったらコンペの最後では誰も並んでないとかあるニャ

えーそんなにトライするタイミングで待ち時間がちがうんだ。

コンペの並び順は本当に大切です。

のぼるちゃんは入賞するかしないかの時はだいたい本当のわずかの差で勝ちきれない経験があります。

それは単純にトライ回数が少ない=トライ時間が短い=並び方が下手とういことです。

並び方に気を付ける理由5つのポイント

  1. スラブ課題は時間がかかる
  2. 簡単な課題は序盤戦に混む
  3. 難しい課題は後半に混む
  4. きつい傾斜は混みにくい
  5. 上手な人のあとに登ると正解の動きがわかる

このコツを知っているだけで作戦がだいぶ変わってきます。

のぼるちゃんは割と簡単な課題を先にトライして時間を無駄遣いしていました。

登る力以外に並ぶ力が必要であることが、はじめての時はかなり苦戦すると思うので注意してください。

のぼるちゃんは最近もコンペ中にうろうろして時間を無駄遣いしていました。

 出来る課題をやらない 

登れる課題を登らない?なんで?のぼればいいのに

それが出来ないからコンペは怖いニャ
さっきの並び方の失敗もあるし、そもそも苦手な壁を避けたり、あと少しで登れない課題にうちこんじゃったりニャ

けっこう気持ちの状態でチャレンジできなかったりするんだね。

時間と気持ちがまじりあうと、普段できることが出来なくなるニャ

コンペが終わってからトライしてみると簡単に登れる課題が残っている場合があります。

出来る課題を残してしまう主なポイントを3つ紹介します。

  1. 全ての課題をバランスよくやる習慣がない→たとえば強い傾斜の課題をさけている
  2. 難しい課題をムキになって打ち込む→体力が無くなって本来のぼれる課題が出来なくなる
  3. 行列ができている簡単な課題をのぼる→コンペの終盤はだれものぼってません。

どうでしょう?大会に出たことがある人は思い当たることがあるんじゃないでしょうか?

これにはオブザベ力や、普段の練習スタイルが大きく関わってきます。

ただし、3は特にありがちなので、体力があるうちにあまり並んでないちょっと難しい登れる課題をトライするのがお勧めです。

ちなみにのぼるちゃんは最近の大会でどの課題の列に並ぶか迷ってうろうろしすぎて、時間が無くなりそうなことがありました。

 集中できなくなる 

集中できなくなるって、大会だからキンチョーするってこと?

そうにゃ、心を少しでも不安にさせるとダメニャ
私もはじめて不安になって涙がでてきて一課題も登れなくなったニャ

えっ!!のぼるちゃんでもそんなときがあったの?

まあそれがあったから、悔しくて練習したってのもあるニャ

でも大会に慣れないとキンチョーするよね。

だから何度でも壁に立ち向かう心の強さが必要ニャ
なんども心が強くなるまで大会にださせてくれたのは感謝してるニャ

なぜ集中できなくなるのかの3ポイントを整理していきます。

  1. 他人と比べない→自分だけ出来ないと思うのはやめよう
  2. いつも過去の自分の成長をみていない→心を強くなるポイントは以前の自分より出来たことを意識する
  3. 大会に参加できていることに感謝を忘れている→その場にいることだけで幸せのことを忘れない

どうでしょう?いつも心が弱くなる理由は他者との比較です。

実は一番こわいのは、親御さんだったりします。すぐアドバイスという名の指示、命令は危険です。

あと他人との比較をして出来ないことを責めたりするのは最悪です。

実は一生懸命がんばっている子供の気持ちを壊すのは一番身近の人です。

大切なお子さんを見守り、はげます家庭の子が強くなっています。

やる気に寄り添って応援しましょう。

 苦手を普段練習していない 

苦手な壁ってついつい後回しにしちゃうんだよね。

あー私もちょっとわかるニャ
ただ毎回さけるとアンバランスな成長の仕方になっちゃうニャ

そうなるとどうなっちゃうの?

単純に大会の時に苦手な壁に近づけないし、やってもなかなかうまくいかないニャ
男子だとスラブ壁が苦手で、女子は強い傾斜が苦手の傾向がおおいニャ

たしかに僕もスラブ壁はにがてだなあ

苦手な壁はみんなあると思います。やりたくない気持ちもわかります。

じゃあどうすればいいのかというと、簡単な課題をやればいいです。

苦手な壁を苦手なのは、やらないからです。

やらない→苦手→やらない→苦手の繰り返しです。

最大の理由は落ちるとかっこ悪いと考えて、難しい得意の課題を登ったら気持ちいいと考えています。

なので落ちたらかっこ悪いのがいやなら、何度も簡単な課題を登り続けてください。

どうだったでしょうか?あと一歩で入賞できないときは基本からやり直してみてください。

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