- クライミングはじめたお子様がなかなか上達しなくてなやんでいる人にお勧めです。
- そもそも、練習の仕方がわからない!
簡単に登ってる人が謎すぎる。スパイダーマンなのか?と思っている人いませんか? - なぜ、なかなか上達しないのか原因を理解して、上達するポイントを伝えていきます。
- この記事は4年生でクライミング(ボルタリング)をはじめた娘が2年間で全国トップクラスの結果を出すようになった実経験を入れながら解説していきます。
2回目のボルダリング(ボルダー)コンペ(大会)
はじめてのボルダリングコンペで涙の途中退場した娘が
2回目のチャレンジをした思い出を今回共有していきたいと思います。
皆さんのボルダリングにお役立てください。
目標
はじめて半年前に参加したコンペの結果は2トライ0完登の途中退場でした。
前回は圧倒的な準備不足と知識不足が原因で、本来の実力を1ミリも出せなかった大きな反省がありました。
なので、今回は目標は最後までトライして1完登が目標になります。
2回目のコンペに挑戦するにはとても勇気と準備が必要でした。
今回はいままでこのブログで♯1~♯12で共有してきた準備と練習をしてきて今回のトライととなりました。
今考えるといろいろ乗り越えてコンペに参加をすると決断しただけで、本当は目標は達成していたんだと思います。
苦しかった思い出と向き合い練習を続けたことだけでも素晴らしかったです。
しかも初心者から始めた娘のジムは地域最強のジムだったため、一番下手だったので、上手くなりたい。負けたくない。という気持ちを行動に変えたことは尊敬に値します。
コンペスタート
今回はベルトコンベア方式(1課題5分/一人ずつTRY)で4課題ありました。
実はベルトコンベア方式は初めてなのでとても心配でした。
エントリーしたのは、3・4年生の初心者の部で9人参加(男女混合)です。
集合時間になり今回はお友達も何人か参加していたので、割とリラックスしてアップをしていました。
はじめはにぎやかにアップをしていましたが順番に一人ずつ呼ばれていきます。
ちなみに娘は8番目であったため、アップエリアにはどんどん人がいなくなり、5分毎に開始のブザーと終了のブザーが聞こえてきます。
時にはおそらく完登したであろう歓声も聞こえてきて緊張感が高まっていきます。
娘の順番が近づいてきて、私の心臓はバクバクです。
その時はこんな声を掛けました。
いつも通り楽しんでおいで!
うんわかったwww
父からの言葉はそれしか考えられませんでした。
娘の声は明るくリラックスをしていてすごいなと思いました。
そしてブザーが鳴り娘の順番が回ってきました。
1課題目(90°)・・・緊張はMAXです・・・。
初手のホールドをもち登り始めたと思ったら、あっという間に完登しました。目標達成!!
ちちはもう泣きそうです。娘はうれしそう。
トライが終わったら5分間の休みがありますが、当然選手との会話はNGです。
2課題目(軽い傾斜)・・・父の心臓はもう口からでそうです。
娘はマスクをしていて表情はわかりませんが、リラックスしていそうです。
一回目でZONE(途中のポイントホールド)をまでいきました。
しかし難しく何度かTRYしましたが、完登できず終了しました。
それでもZONEは上出来ですww
また休みが5分あるのですが、選手は次の課題を見ることができません。
しかし、親は3課題目を他の子がやっているのを見れてしまいます。
そしたら、お友達は苦戦しつつも完登していました。次平気かな・・・。
3課題目(スラブ壁 80°)・・・父は他の子と比べてはいけないことはわかっていつつも期待していました。
娘は一回目のTRYでうまくスタートできずに落下。父→ドキドキ
二回目のTRYでコツがわかったらしくZONEをGET後、落下。父→やった。あー
そのあともがんばりましたが、結局完登まではできませんでした。
ただ父としては順調だと思ってうれしくなっていました。
4課題目(強傾斜壁 130°)・・・父はこの壁は1番難しそうだなと思っていました。ご存じの通り前にTRYした子供たちが見えていますので、登れている子を見なかったからです。
ただ心の中では出来なくても今回は上出来だと思い安心していました。
娘の一回目のTRYはホールドに飛びついて足を浮かせながらも一手一手進んでいき、なんと一回目でZONEをとりました。
二回目のTRYでもZONEまでは登っていき、1回目のTRYより一手進めたことでTOPのホールドまであと1手のところまで行きました。父の手は汗でびっしょりです。
三回目のTRYです。いよいよ時間もラストチャンスになってきました。
やはり最後も疲れているのに高度を上げていきました。そしてさっきまでと違う動きで登り始めたのです。父・・・あーせっかくさっきまで順調だったのにと思いました。
ところが、さっきまでより登りが安定しており、そのまま完登したのです。会場もおー!NICEと盛り上がりました。
娘はうれしそうに父のもとに帰ってきました。むっちゃ感動して半分泣いていたかもしれません。
途中退場の一回目から4課題中、2完登4ZONEという立派な成績で大会を終えることができました。
結果と次はリベンジ
実は世の中はコロナということもあり、全員分の結果はわからないまま大会は終了したのです。その後、結果がインターネットに上がったのですが、まさかの結果だったので本当に驚きました。結果を見た時、家族はえっ?!まさかの優勝!!目標である1課題完登!最後まであきらめない!を達成しました。
半年前に途中退場でくやしくて、くやしくて、本人ががんばった成果だと思います。
いままでも何度も娘にはびっくりさせてもらいましたが、これが一番びっくりしたかもしれません。
さて今回は涙のコンペからいろいろな反省を生かして、努力してきたら、結果につながりました。
次は2か月後に途中退場した会場でコンペがあります。
こんどはどんな結果になるのかお楽しみに!