- クライミングはじめたお子様がなかなか上達しなくてなやんでいる人にお勧めです。
- そもそも、練習の仕方がわからない!
簡単に登ってる人が謎すぎる。スパイダーマンなのか?と思っている人いませんか? - なぜ、なかなか上達しないのか原因を理解して、上達するポイントを伝えていきます。
- この記事は4年生でクライミング(ボルタリング)をはじめた娘が2年間で全国トップクラスの結果を出すようになった実経験を入れながら解説していきます。
スポーツクライミングとは
2020年東京オリンピックの正式種目で注目を集める「スポーツクライミング」です。
競技人口は約4000万人といわれ、お子様からご年配の方まで平等に楽しめるスポーツです。
多分、はじめてジムに行くと年齢関係なくすいすい登っている姿にびっくりすることでしょう。
今回は現在小学6年生のわが子がどのようにクライミング(ボルダリング)にのめりこんでいったかを共有していきます。
性別や年齢に関係なく誰でも楽しめる。
一般的なスポーツで若い成人と全力で一緒に出来るスポーツは少ないと思います。
クライミングでは小学年の低学年でも、ご年配の方も続けていれば同じレベルどころか
追い抜かしてしまうことがおきます。子供が大人に教えるということも普通にあります。
私も全然登れず、子供に教えてもらってようやく登れるなんて普通です。
最近では4年生の女の子に先生といって教えてもらっていました。
サッカー、野球、バスケなどは体格の影響差が大きいですが、クライミングは体格より、欠点がないバランス型の方が上手だったりします。
つまり、記憶・イメージ・リーチ・体重・筋力・心がどれも、バランスよく必要です。
どれかが飛びぬけていても、どうにかなるようなスポーツとは異なります。
よく握力すごいんでしょ?と娘は聞かれますが普通ですね。
道具は着替えだけではじめられる。
始めやすさとしてはバツグンにいいですね。
運動しやすい恰好があればジムに行けば必要な道具は借りることができます。
借りる道具は以下だけです。うちの娘はお友達ができて浅草のシューズをゆずってもらったので、レンタルせずにできて幸運でした。
- クライミングシューズ
- チョーク
- チョークバック
体力や筋力だけではなく、作戦や技術が必要とされる
1.でも書きましたが、なにせバランスが大事です。
娘と相撲、握力、100m走、幅飛び、算数、リーチ、身長、ゲームしてもまあ負けませんが、クライミングでは1㎜も勝てる気がしません。
娘が言うには持ち方や、足の置き方があるそうです。
へたくその自分はすぐ力でいっていますので、すぐ腕がパンパンになってしまいます。
なんか足で登るそうなんですが、それが難しいです。
あとは、登るホールドを忘れてしまい、途中で迷子になってしまいます。
娘はなぜ見失うのかわからないそうです・・・・。
親に勝てるってのも楽しいみたいですね。あといろんな人に教えたり教えられるのが面白いそうです。
というわけで、老若男女関わらずバランスの良い方にお勧めですね。
たくさんの成功体験を味わえる
みなさんはゲーム以外で一日で何回成功しますか?
ゲームでは強敵を倒したり、お金持ちになったり、最強に強くなったり、現実では起きえないことも体験できると思います。ただゲームをやめたり、クリアしたらどうなりますか?
クライミングはジムに行けば、1~30回ほどの成功体験をします。
自分の頭で、手で足で身体でゴールをつかむという成功体験をするのです。
知らない人が応援してくれたり、応援したりすることもします。
翌日は筋肉痛になるかもしれませんが、身体が強化されたりストレスが解消されたり、頭が良くなります。私もへたくそですが、出来なかったゴールが苦労してとれた時の喜びはひとしおです。
最近、葬送のフリーレンを見て思ったのですが、短い人生を振り返った時に感動するのはどっちでしょうか?・・・知らない人はスイマセン。
たくさん自分の身体で失敗して成功することはとても素晴らしいですよ。
自分自身との戦いであり、自己成長につながる
大切なのはここです。人と比べるのではなく自分の成長に幸せを感じることです。
一回まえのトライより一手進んだ。
初めて登れるグレードがあがった。
今まで登れなかった壁の課題が登れた。
新しい友達ができて、新しい動きを教わった。
小さな積み重ねが、自己成長につながります。
大事なの最後にもう一度書きますが、人と比較せず自分の成長を楽しみましょう。