リードの練習とコンペ
リードってものすごい高い壁ニャ
すごく高くて怖いよね。
こんにちは、トシローです。
娘ののぼるちゃんはリードクライミング歴は約2年。
リードクライミングの練習を始めてから、いまは13台をギリギリ登れるようになりました。
上達に必要な練習を分解して、当記事で解説していきます。
技術を練習することも大切ですが、それ以上に大前提として「継続と楽しみ方」が大切になります。
さあいってみましょう。
上達するためのコツ
上達するには、高い場所まで登るが日常にすることが大事です。
練習=日常が大事です。
どんなスポーツでもそうですが、繰り返しの反復練習を行うことで、一つ一つの技術を身につけますよね。
例えば水泳をできるようになるために本読んだり勉強を1万時間するとオリンピックに出れるでしょうか?
もちろん無理です。まずは水の中にはいりましょう。次は水に顔をつけて目をあけましょう。
ということで必要なのはやってみることです。
リードクライミング
①「バランスよく登る」
②「ロープをクリップする」
素直に基本をきれいにやります。
ただただ基本をやり続けるのです。それが一番早く強くなるポイントです。
強くなれない人は途中で飽きてしまっているのです。
時間が作れないよ・・・
やる気はあるけど、時間が取れなくて萎える人もいるかもしれません。
途中でパンプして落ちることは非常にたくさんある、むしろ大半なので対策が必要です。
特に始めたての頃は続けてリードの練習に集中する期間が必要です。
リードコンペ
リードコンペは一回ミスが致命的ニャ
ボルダリング(ボルダー)なら何度もチャレンジできるんだね。
なので持久力とオブザベ力が本当に大切ニャ
一回のミスをどやって防ぐかが大切なんだね。
今回はのぼるちゃんが2年間練習をしてきた県大会のコンペです。
・カテゴリ:ユース 12才~13才
・2本トライ
・高さ13m
・競技時間:5分
・ロープ:9㎜以上・30m以上
・競技ルール:JMSCAによる
・参加資格:県内在住・国体に参加可能な選手
・競技開始:入場から
・オブザベありオンサイト
さあ、はじまりました。
一課題目は緑色のホールドのルーフ課題です。
グレードは11d~12aです。
前半は90°でわりと登りやすくなっていますが、後半戦はルーフになっており強烈に力を壁にすわれます。
こわいのが傾斜が強いので落ちた時のふれですね。
のぼるちゃんは傾斜が得意なのでそんなに心配はありません。
ただリードの練習が嫌いであんまり持久力トレーニングもやっていませんでした。
あとポイントなのは小学生の時は腕がカチカチになるパンプになりませんでしたが最近は一本登るとすぐにパンプするので付き合い方に苦労しています。
ちなみに緑の課題は5番目にトライしたのですがほとんどの子が一撃で完登しました。
90°の部分はすんなり高度があがっていきました。
すぐに傾斜に入りましたが、がばホールドが多く高度を順調に上がっていきました。ここで10mくらい
残り3mは90°壁になるのですが、カチやムーブが難しくすんなり上がるのは難しいそうです。
・・・がどうにか最後まで登り切り完登しました。
かなりスムーズに登ったので完登スピードは速かったと思います。
リードでは同率であった場合、登る速さもポイントになります。
コンペでは1時間を空けるルールがあるので、控室に戻りのぼるちゃんは待ちます。
一課題目はしっかり登れてビックリ!!!
ひさびさのリードだけど1本目がんばったニャ
次の黄色の課題はカチも多くムーブも難しいです。
のぼるちゃんスタートです。ちなみに時間は入場からカウントされます。
入場はビレイヤーと一緒に入ります。
今回の課題は男女共通なので男子も登るためパワー系の動きがあります。
体幹とか腕力が必須で保持力も高いレベルでの維持が必要になります。
しかしトレーニングをやったりやらなかったりののぼるちゃんは持久力不足なので・・・
とはいえボルダー(ボルダリング力)はきっちり磨いてきたのでどこまでいけるかな?
前半戦から難しくスタートも難しいムーブです。
ぼくならスタートすらできないなー。
もう見た目だけで心折れそうニャ
全体をみると90°→傾斜→90°の課題ですが90°も非常に悪く、傾斜も悪いです。
結論、課題は全体悪く13台の難易度たと思います。
のぼるちゃんは普段12台も何度か登りやっと完登できることもあるぐらいです。
徐々に高度を上げて傾斜まであがっていきました。
ちなみに先にトライした4名も同じ高度まであげていました。みんな強いですね。
傾斜でまごまごして、保持しやすいホールドに持ち替えてベストのムーブをさぐっていきます。
少しずつ高度を上げていきましたが難所のホールドを保持して足を完全にはなし、身体を大きくふって横のホールドに足を置くムーブです。
もう手が限界ニャ
というわけで、落下しました。
高度はしっかりあげましたが、最終的には高度はみんな同じでしたがプラス差で順位をおとしました。
プラスとは次のホールドに手を伸ばし、登ろうとする動作のことです。
つまり、のぼる実力派ほとんど一緒でも次のホールドに手を伸ばすことが大事になります。
とはいえのぼるちゃんはもともとリードが苦手で初めてのコンペの時に比べれば劇的に上達しました。
よく頑張りました。成長におめでとう!!